滋賀県議会 > 2021-02-08 >
令和 3年 2月 8日琵琶湖・気候変動対策特別委員会−02月08日-01号

  • "ホンモロコ"(/)
ツイート シェア
  1. 滋賀県議会 2021-02-08
    令和 3年 2月 8日琵琶湖・気候変動対策特別委員会−02月08日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    令和 3年 2月 8日琵琶湖気候変動対策特別委員会−02月08日-01号令和 3年 2月 8日琵琶湖気候変動対策特別委員会         琵琶湖気候変動対策特別委員会 会議要録                                開会 13時29分 1 開催日時      令和3年2月8日(月)                                閉会 15時12分                         (休憩 14時29分〜14時31分) 2 開催場所      第一委員会室 3 出席した委員    山本委員長奥村委員長             井狩委員重田委員河井委員杉本委員岩佐委員、             木沢委員冨波委員今江委員 4 出席した説明員   石河琵琶湖環境部長および関係職員 5 事務局職員     川内副主幹、川畑副主幹、岩戸副主幹 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事の経過概要   別紙のとおり                  議事の経過概要 開会宣告  13時29分 1 琵琶湖保全再生施策に関する計画琵琶湖保全再生計画)第2期(原案)に対して提出された主な意見・情報とこれらに対する滋賀県の考え方について (1)当局説明  三和琵琶湖環境部技監 (2)質疑、意見等奥村芳正 副委員長  それでは、皆さん考えていただいている間に。ただいまの説明の中で1点、今後、現状を含めて聞きたいのですが、資料2の3ページ6番のプラスチックごみ対策について、「現状では漁業者が操業時等に引き上げてきても処理していただけないため、これらプラスチックごみは減らない状態が続いている。」という文章がありますが、この現状漁業者が網で引っかかってくみ上げても、回収したごみ処理するのは漁業者の責任ですよという位置づけで県や市町が管理する状況にないと捉えてよろしいのですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  今のお話でございますが、県漁連からもいろいろ話は聞いて、各市町にもお話は聞いていますが、実際はそのおっしゃられたことが各市町からはあまり御意見が伺えていない状況でして、ただ、漁業の途中で上ってきたごみにつきましては、一般的に考えれば事業で上がってきた一般廃棄物になり、通常でいきますと費用が発生すると思います。  県漁連からもいろいろ御要望も頂いておりまして、各市町協議会いろいろ話をしながら、今後どういう形でやっていくのか、やはりお金とかそういう部分もあるのか。市町によりましては、県漁連漁業組合と一緒に連携をしながらやっておられるところもありますし、各市町とその仕組みをどうしていくか県漁連のほうに下ろしていろいろ検討させていただき考えています。 ○奥村芳正 副委員長  参考資料1の8ページには、「マイクロプラスチックは、琵琶湖でも検出されており、現時点では琵琶湖において懸念される影響は見られないものの、発生メカニズム等の実態や長期的な視点での生態系への影響など、科学的知見は未だ十分ではない状況にあることから」云々かんぬんとありまして、「マイクロプラスチックに関するわかりやすい情報発信を実施する。」という文章に留まっているが、私は、一般質問でもさせていただいた記憶があるのですけれども、そのときも関係部長は未だ琵琶湖には影響を見ていないという答弁を頂いたと記憶しています。しかしながら、国は施策として海洋性プラスチックごみは国が積極的に対策に取り組んでいきますよとうたっているけれども、琵琶湖を抱える滋賀県の問題だけでとどめておくのはいかがなものかなと。やがてこれは生態系、著しく漁業にも影響してくるのではないかなと思って質問もさせていただいた経緯がありました。今後の県の考え方としてプラスチックごみ対策をしっかりと市町とともに、県漁連と別にプラスチックごみ回収しようと思って取り組んでいないのですけれども、引っかかったプラスチックごみは何らかの形で市町あるいは県が回収に取り組んでいく必要性が私はあると思いますので、今後の対応の可能性については検討してまいりますというより、もうちょっと踏み込んだ形の取組が必要と思うが、いかがですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  今、実際にごみがございますので、その回収考えていかないといけないのですが、まず、私どもとしましてはこれ以上ごみを出さない中で、特にプラスチックごみにつきましては、皆さんで今後ごみをこれ以上出さない、増やさないように指針をつくっているところです。常任委員会の中で、いろいろ御議論いただいているところです。  まずはその指針をつくって、ごみを出さないでやらせていただきますので、既に出ていますごみにつきましては、早急に市町話合いをさせていただいて、いい方向で進めるようさせていただきたいなと思っています。 ○奥村芳正 副委員長  今の答弁で私も理解はさせてもらおうと思うのですけれども、もうこれ、待ったなしの状況琵琶湖の汚染というのは進んでいると我々は思わないといけない段階だと思っています。国が海洋性プラスチックごみについては対策を講じると法律でうたっているのですから、この琵琶湖に関わる条例も定まりましたよね。その中にしっかりと国にもその救済措置を求めるぐらいの県としての考え方を明確にして意見を国へ届ける。そして、その方策、予算化についても、琵琶湖に関しても1,450万人の水がめをうたっている滋賀県ですから、何も滋賀県だけで対策を講じる必要はないと思うので、国にもっと予算を求めるなどして積極的に琵琶湖プラスチックごみ対策を打ち出していって、その積極的な動きを求めたいと思うのですけれども、いかがですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  確かに海洋性はあるのになぜ琵琶湖はないのかという部分もあります。どういう形で国のほうへ言っていったらいいのか、その辺もいろいろ研究をしながら進めさせていただきたいなと思っています。 ○奥村芳正 副委員長  それは先ほどの答弁繰り返しではないか。だからもっと積極的に滋賀県としての考えを。これは、琵琶湖だけではありません。琵琶湖はもう1,450万人という言葉を使っているのですから、何とか国に手だてを求めていって、積極的なごみ対策を講じてはどうかという意見です。 ◎石河 琵琶湖環境部長  御指摘のように琵琶湖、その下流域は、海とつながっておりますので、非常に重要な問題だと思っております。  話をしておりますように、まずごみは増やさない、出さないということと併せて、今あるごみもやはり対応するというのは重要であります。ですから国に対してしっかりと、いろいろな形で話をして、その御支援をいただく中で進めていけるように積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ◆今江政彦 委員  漁業者が引き上げるごみ処理の関係で、随分昔の話で恐縮なのですけれども、10年以上前に沖島の漁業者が網にかかるごみをそのまま元へ戻すのは心苦しい、さりとて御承知のとおり沖島という特殊な事情で島へ持って帰ってもまた後が大変。県内の市町会議があったときに近江八幡市からそのことに関して、例えば何か所か琵琶湖に網にかかったごみを置けて処理してもらうスポットを設けてくれたら、それは寄って置いていけるということで、そういう要望をしたことがあるのです。場所をどこにするか、その後の回収の問題もあるのでしょうけれども、そういう要望近江八幡市から沖島の漁業者要望を踏まえてさせてもらったことがあります。その後、どうなったかというのは分からないですが、そういう考え方も一つあるので、その当時のことを覚えていらっしゃる方はいないかもしれないのですけれど、コメントがあったらお願いしたいと思うのですが。 ◎小竹 循環社会推進課長  委員おっしゃられました部分をどういう内容であったかちょっと存じておりませんが、一度、近江八幡市に聞いたのですけれども、詳しく分からなかったです。ただ、漁業の場合はぐるっと区域が一定で決まってしまっているとそこの市町だけでいいのですが、結構広く動かれるので、結局、各市町においてもどこの市町で上げてきたか分からないという部分もありまして、やっぱりお金を取るのか、それはボランティアとして無料で、あらかじめ届けていただいていたら無料ということもあります。その辺も含めて今年度に入ってからいろいろ各市町協議会の中でお話を出させていただいているところですので、委員おっしゃったようなことも踏まえまして、今後の話合いを進めていきたいと思っています。 ◆今江政彦 委員  先ほど奥村委員長の御提案とちょっと同じ思いなのですけれど、せっかく漁業者漁業をして網にかかってきたら、それは何とかしたい。またもう一遍湖底へ戻すというのは気持ちとして心苦しいと思う。それはもう分かると思うのですよ。だからそれを先ほど奥村委員長が言うような形で、何とか対応できるような財政的な措置もそうですし、今、私が申し上げた十数年前の要望の件もなかなか実際そこへ漁船が近づいてごみを置いていくという管理も含めて大変だと思うのですけど、そういうことを一つ一つ積み重ねないと今の問題というのは解決しないと思うので、ぜひとも前向きな取組をお願いしたいと思います。 ◆河井昭成 委員  今の話に関連するのですけれど、県の姿勢として、上がってきたごみをどう処理したらいいのかということは、どう思っているのですか。もう一回琵琶湖の中に返すのがいいか、上げて処理しなければ駄目だと思っているのか、どちらなのですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  せっかく上げていただきましたごみですので、それは上げていただいた以上は処理をすべきものであるとは存じております。 ◆河井昭成 委員  ならばその後、処理ができるような仕組み考えるというのが答えだと思うのですけれど、さっきの答弁を聞いているとその辺が何かはっきりしないです。ちゃんと上がったものは処理ができるように仕組み考える。今ある障壁を取り除いてできるようにするというのが答弁ではないのですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  それをどういう形でさせていただければいいのか。今、各市町と話をさせていただいて、委員おっしゃいましたような仕組みづくりというのを考えていこうとして、協議会の中で話合いをさせていただいているところです。 ◆河井昭成 委員  仕組みづくりをしてくださると理解しました。 ◆冨波義明 委員  関連です。奥村委員長ならびに今の2名の委員と同じ観点です。先ほど部長のほうが琵琶湖はいわゆる3県にまたがる水系として捉まえるというお話がちょっとありました。この間NHKで「グレートネイチャー」という琵琶湖の番組を見ていましたら、琵琶湖というのは琵琶湖という湖で考えるのではなしに、大きな意味の水系もありますけれど、琵琶湖を中心とした山、川を含めた水系と。あのとき本当に目からうろこが落ちるような気がしたのです。  今も議論になっていますように、まずはごみを出さないということを盛んにおっしゃっているけれど、そういう機運を醸成するためにも現状あるプラスチックをそのままにしておくのではなしに、下流域皆さんの機運を醸成するためにもまずはそんなぐずぐず言っていないで、たくさん皆さんから意見が出ているわけですから、現状ごみ回収する具体的な方策、県の姿勢と同時に、具体的な対策を打ち出されるべきだと思いますけれどもいかがですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  例えば守山市とよく地元の漁業組合と一緒にやっておられるところもあるのですけれど、湖底ごみ部分ですと、先ほど説明でもありましたように、水草なんかでもそうですが、プラスチックごみにつきましてもかなりの経費がかかる部分もございますので、その辺はなかなか現在では難しいかなと。ですから今は出さないという部分で、まずはそれに取り組んでいくということでございます。 ◆冨波義明 委員  最後です。この計画を打ち出した、それはそれでいいと思うのです。それが机上の空論にならないように、たくさん議員からも意見が出ているわけですから、スピード感を持って対応していただくようにお願いをします。 ◆重田剛 委員  皆さんと一緒なんですけれど、やっぱりここの意見のところに回収に関して何も明記されていない中で、県の答弁は非常に今の答弁ではないけれど、予算もかかるしということで、やっぱり今江委員の話ではないが、例えば回収箱を県で責任を持って設置するとか、外来魚駆除のボックスを作ったみたいな何らかの具体的な取組をしないと、琵琶湖で操業される方は市町外れて操業に行かれます。でもやっぱり港には帰ってきます。港に設置するとか、やっぱり県で予算をしっかり組んで取り組んでいかなかったら、ごみを出さないようにしましょうだけではこの意見にも答えられていないと思うけれど、そこはどのようにお考えなのでしょうか。 ◎小竹 循環社会推進課長  繰り返しにはなりますけれど、せっかく上げていただいたごみ処理しなければいけないので、確かにお金さえ払えば別に処理はしますという市町もありますが、別にそれだけでもないと思いますので、その辺も含めて各市町と早急に話を詰めさせていただきたいと思います。 ◆重田剛 委員  もういいです。 ◆杉本敏隆 委員  まずはごみを出さないと言われているけれども、琵琶湖の中にとてつもない量があります。その実態について調べたことがあるのかどうか答えてください。 ○山本正 委員長  今の質問はどなたか答弁願います。 ◆杉本敏隆 委員  調査したことがあるのかどうか。 ◎二宮 水産課長  私からは、漁業者からの要望でこういった話を伺ったことや、台風の後にひどいから船に乗ってくれと言われて船に乗ったことはございますが、定量的に琵琶湖全体でどれくらい出ているかとか、そういった把握ということは申し訳ないのですが水産課としてもできていない状況でございます。 ◆杉本敏隆 委員  この後出てくる深いところの物すごい量のプラスチックごみですね、ほとんど黒みがかった茶色い褐色になったごみがたくさん沈んでいます。それは特に底引き網で引っ張ったときに入ってくるので、漁師以外にそういうところからごみ回収するのは誰もいないので、やっぱりきちっと漁師に持ち帰ってもらうことが今大事だと思うのです。まずどのぐらいあるかもやっぱりつかむ必要があるし、プラスチックごみが、もし上がってきてぽいと捨てると空気が中に入っているため浮きます。それがスタンチューブのエンジンを冷やす水の取り込み口にひっつくと水が上がらなくエンジンが焼きついてしまうので、取ったごみをすぐ捨てることはほとんどしないのですけれども、持って帰ろうと思っても船で飛ばして帰ると風で飛んでしまうのですよ。だからその漁師にそういう入ってきたプラスチックごみを持ち帰る。例えば何か容器を配付するということも一つの手であって、みんなで協力して琵琶湖の中のごみをなくしていこうと具体的に進めていくことが必要だと思うのですけど、そういうことの呼びかけはされているが、具体的な容器とかの配付とかは全然されていないので、私はそういうことも必要だと思います。 ○山本正 委員長  今の何かありましたら。 ◆杉本敏隆 委員  いいです。 ◆岩佐弘明 委員  端的に。湖底から出てきたごみ処理は、かき上げてくれるのは漁業者方たちがかき上げて陸に上げてくれると思うけれども、その処理は誰がするのですか。誰かといえば先ほど市町と協議しているが、県としてそれは公費ごみ処分をすると、県か市か分からないけれども、そういうお考えですか。それは拾ってこられた方の費用で処分していただきたいというお考えか、どちらですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  ごみを拾ってこられて、先ほど言いましたように事業系一般廃棄物という漁業の途中で上げてきたとなると、漁業の中でのごみが上がってきたことなので、一般的に言いますと事業系一般廃棄物ということになって……。 ◆岩佐弘明 委員  何を言っているのですか。 ◎小竹 循環社会推進課長  よそのところでいろいろな仕組みづくりをされているところもありますので、ただそれを事業系と言って事業者に持たすのが良いのか。その辺はやっぱりあらかじめ市町にいつにこういうことをするのでと届出を届けていただければ、無料でいわゆるボランティアという形を市町で受け入れられておられるので、その辺のいろいろな仕組みにつきましてこれから市町とも……。 ◆岩佐弘明 委員  だから県は公費でどう考えているのかと言っています。引き上げてきたらそれは一般廃棄物だから引き上げてきた方で処分してくださいと言ったら、誰が引き上げてくるのですか。何を考えているのですか。公費でやるべきです。 ◎小竹 循環社会推進課長  それと公費につきまして、それを県が持つのか市町の中で……。 ◆岩佐弘明 委員  県としてどう思っているのか聞いています。市町と協議しなければ、判断できないのですか。 ◎石河 琵琶湖環境部長  すみません。このごみの問題、非常に大事でございますが、なかなか実際として今できてないというのがございますので、関係する県が主体的に責任を持って市町と協議をさせていただき、また、国にどういうような応援が求められるかよく考えて、国にも支援をお願いすることも考えながらしっかりと取り組んでいきたいと思っております。 ◆岩佐弘明 委員  ちょっと別件に行きますけれども、資料2の1ページ目の1番最初の下水道排水循環利用について、この排水が漁業影響することを前々から言われているが、それで県のほうは低い数値なので問題ないという判断をされています。この話、下水の排出については毎回こういう話が出てきます。数字でしっかりと懸念を示して、また、これは計画の中だからそこまではできていないかも分からないけれども、数値で示して、だから大丈夫ですと。下水排水の話になったら毎回この話が出てきます。多分、言われている方も大体同じ方だと思うのですけれども、県がこういう見解を示しているのになぜ毎回こういう話が出てくるのですか。ちょっとそこが僕、なかなか分からないです。 ◎太田 下水道課長  下水排水整備については、過去、例えば地下水下水処理水を流していってアユがどっちの忌避行動を取るかとか、実際的なデータを示してみて、そのときも忌避行動が起きないということで、そういったデータでもいろいろ示してさせていただいております。  しかしながら、やっぱりこういった情報とかを丁寧に伝えていく必要があるのかなと考えています。こういった下水処理水は大分目立ってしまうところはあるというのは重々承知もしておりますし、やはりこういった研究というものは引き続きやっていく。また、その数値を出してしっかりと説明していく必要があると考えているところです。  また、今回下水の運転としても、例えば生態系という切り口であれば実は塩素が大変厳しいです。例えば水道レベルみたいに残留塩素が残るようなものを、例えば0.1mgぐらい残留塩素が残ると、実は魚が死んでしまう。では塩素を少し半分ぐらいにして何とか魚に対して優しいような形に流すとそういう配慮をし、様々な努力を続けてきたところです。こういった様々な工夫を今後下水道としてもやっていきたいと思っております。 ◆岩佐弘明 委員  だからそういう努力をされていても、なおかつこういう意見が毎回出てくるということはどういうことですかと聞いているのです。 ◎太田 下水道課長  そうですね。やはりPRが足りないと思っていますので、やはりそういった数値的なところをしっかりと丁寧に説明していきたいと思っております。
    岩佐弘明 委員  では、下水道排水については、今後こういった漁獲量減少との関連を懸念しているという意見が出てこないようにしっかりと御理解いただくというか、県の取組も説明し理解していただくことで、今後はこういった意見は出てこないと思ってよろしいのでしょうか。 ◎太田 下水道課長  出てこないように頑張りたいというところですが、出してこられることも多分あろうかと思います。ですが我々としても極力こういった意見が出ないように、ちゃんと理解していただけるように丁寧に取り組んでまいりたいと思っております。 ◆井狩辰也 委員  農業のほうなのですけれど、環境こだわりで緩効性肥料を使われていると思うのです。緩効性肥料というのは大体プラスチックの膜が使われていると思うのですが、農業系廃プラスチックを減らしていく中で環境こだわりというよりも緩効性肥料在り方自体を、今後具体的な話になりますが考えていかなければいけないと思っています。その一方で緩効性肥料環境こだわりになっているという一面と、それの反面、プラスチック琵琶湖に流れて、農業濁水として止めていればいいのですけれど、やっぱり流れてしまいます。どうしても琵琶湖プラスチックが流れてしまうという側面があると思うのですけれど、この辺り、5年の計画整合性を今後取っていかないといけないと思うのですが、その辺りの見解とかあれば今後の展開も含めて何かありますか。 ◎平井 食のブランド推進課長  委員御指摘のとおりの部分がございます。ただ、緩効性肥料につきましては、窒素、リンの要するに水質保全効果は一定ございますので、そういう琵琶湖水質保全の効果という部分については、それはしっかりとPRしながら、環境こだわり農業を進める上では必要だと思っています。  一方では、プラスチック殻、これは環境におよぼすというか、今言っているマイクロプラスチック、実際出てくると5ミリメートル以下になりますので、マイクロプラスチックに当たります。これにつきましては、できるだけ排出抑制をするということが必要で、今トレードオフの関係で出さないことで進めておりますが、今年から新たな対策で、琵琶湖水質保全効果環境こだわり農業の中に認めたので、ここから5年間、今の第2期対策の中では一応この格好で進めていきたいと考えておりますけれども、この5年間に方向性については、一定、方向を出していきたいと考えています。 ◎若井 農政水産部技監  今の質問の補足ですけれども、農業系でも廃プラスチック排出抑制というのが大事な課題だと思っています。そのために啓発なり農業者の努力ということで、新たにつくりました「しがの農業らい条例」の中にも位置づけさせていただきました。  また、被膜殻プラスチックを使わないものの実証を設けながら検討しているところでございまして、そういうものを今後、どんどん普及できるような形で進めていきたいと思っております。 ◆杉本敏隆 委員  結構、意見の中に漁業の振興とか水産資源の向上がいろいろ出ているのですけれども、第2期の計画なので農業水産業基本計画では漁獲量をこの5年間で800トンから1,600トンまで引き上げるとなっていたのに、実際は全然進んでいません。ところがこの間、やっぱりここに書かれているような種苗放流とか砂地の造成とかいろいろなことをやってきたけれども、漁獲量はむしろ後退しているという状況が5年間続いてきたのですが、それでこの第2期計画の中にその教訓を踏まえて漁獲量を増やしていくのは、どこにその力点が置かれているのか説明してください。 ◎二宮 水産課長  計画そのものの内容につきましては大きく変えていることではないのですが、我々としてまずそんな状況になった分析としては、やはりアユの資源が不安定でなかなか思ったように捕れない年ができたことや、ニゴロブナについても放流はしっかりしているのに外来魚影響で思ったほど増えないこともございます。  また一方で、ホンモロコについてはかなり増えてきたので、明るい兆しもございますが、やはり全体として今800トンぐらいの漁獲量ということで、全く1,600トンまでは程遠いという状況であることも認識しております。  ただ、次年度というか今後の取組としましては、正直水産資源が回復したというわけではないのですが、それは引き続きしながら、さらに現状としては大きな問題になってきているのは、やはり漁業者の方の高齢化や減少が非常に急速になってまいりました。ここの文言としてはそう書いているわけではないのですが、全て網羅的に書いている計画でもございますので、実際やる中身としてはそういった後継者にしっかりこの状況の中でも入ってきてもらって、そういう人たちがちゃんと定着するようなまさに流通的なこと、または資源管理的なこと、そういった後継者の一人一人が力強く漁をして、しかもそれが高く売れるような取組ができるようなことにかなり力点を移しながら進めてまいりたいと思っております。 ◆岩佐弘明 委員  漁場生産力の向上に関する技術開発について教えていただきたいのですけれども、御意見のとおり修正する方向ですというところで、頂いた意見の中で「漁場生産力の向上技術の開発」と明記するということになると思うのですが、この漁場生産力向上技術の開発ってどういうことを指しているのか、説明いただけますか。 ◎二宮 水産課長  我々水産課から見ると、やはり先ほどのアユの資源が不安定とか、やはり餌的な問題がかなり根っこにあるのではないか、そういった前提を持ちながら、ではいかに琵琶湖を豊かにするかという手法として、湖底の底に栄養分がたまっている傾向が高いので、湖底を耕うんでかき混ぜることで、下にたまった栄養が上に上がってきてプランクトンが増えて、それを利用する魚なんかも増えることができないかなという意味です。  今、水産試験場でそういった技術開発の研究を数年かけて行っておりますので、そういったことを含めて、もし効果があるのでしたらもう少し事業的なところで進めていけたらと思っているところです。 ○山本正 委員長  それでは、多くの御意見を多くの委員の方から頂きましたとおり、期せずして琵琶湖プラスチック、湖底の琵琶湖プラスチックごみ問題についての御意見がたくさんありました。漁業者が引き上げられた湖底のプラスチックごみを再び湖底に戻されないための漁業者の人の責任で処理するのではなくて何らかの公的なルールづくりが必要であろうということが大体通して聞き取れました。  また、私は、類似の仕組みとしては水草の繁茂対策で水草処理であるとか、そして、外来魚駆除処理される場合です。今回の場合は漁業者のことですので、一般ごみというお話がありましたけれども、産廃処理をしなければならないという見方があると考えられます。その辺りもしっかりとしていただかなければならないと同時に、そんなことでは琵琶湖はきれいになっていきません。だからこそ公的な何らかの仕組みづくり考えてほしいというのが皆さんの御意見でした。  また、せっかくのこの琵琶湖保全再生計画の見直しでありますので、この琵琶湖の湖底のプラスチックごみ対策をもっと具体的に明記することによって実効性のある仕組みをつくると同時に、国からの財源を取っていけるような今回の改正であったらいいのかなとも思いました。  どちらにしましても今後の大きな課題であると思われますので、このことは恐らく委員会としての総意であると思われます。ぜひ、このことについて当局に強く求めていきたいと思いますので、今後の検討を早く、そして杉本委員からありました容器を配付する、湖底のごみを今取っていただいているのは漁業者しかいない。そしてその方々に容器を配付するたったそのことだけでも大きな進歩、進展になるかと思いますので、すぐできることもあるかと思います。検討だけではなくてそういったことも考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  できたらそのことについて見解を最後に石河部長、まとめていただけたらありがたいです。 休憩宣告  14時29分 再開宣告  14時31分 2 琵琶湖北湖の全層循環について (1)当局説明  三和琵琶湖環境部技監 (2)質疑、意見等杉本敏隆 委員  全層循環のメカニズムについて、前も琵琶湖環境科学研究所センターで説明を受けたのですけれど、雪解け水の影響というのはどう考慮されているのかお尋ねします。 ◎三和 琵琶湖環境部技監  基本的に全層循環は表層の水が冷やされて重たくなって下に潜り込む現象です。雪解け水もいろいろな時期がありますので、一般的に雪解け水と言われている例えば2月まで降った根雪が3月、4月に琵琶湖に入ってくるという意味での雪解け水は、春になっておりますので直接全層循環に関係しているわけではないと思います。  一方で、今回12月に結構雪が降りました。そのため少し気温が上がって解けて流れてくると。その中で川の水温が低下して、なおかつ季節風が強いです。今回も北西の季節風が非常に強くて、北西側からこの季節風に乗って冷たい湖岸の水が、要するに雪解け水を含む湖岸の水が底のほうに潜りやすくなっていました。潜り込んでいく物理的な状況もありまして、雪解け水だけの状況での効果はそれほど大きくないと思われますが、同時に季節風の影響であるとか降るタイミングであるとかによっては、一定、関係している場合もあるのかなと思っています。 ◆杉本敏隆 委員  今年の場合、この一番最後の気温にあるように12月末から1月初めに雪が降って非常に寒かったです。1月下旬は暖かくなって雪が大いに解けました。一番たくさん雪が降ったのは余呉ですけれど、1週間ほど前に行ったら余呉の山に入ると道の両側、背丈よりも高いぐらいまで雪があるのです。今どうなっているのかというと、1月下旬ぐらいから高時川に濁った雪解け水が物すごく流れています。高時川が姉川に合流して姉川として出るけれども、この1ページ目の矢印がしてあるところが姉川なのです。ここから大体北湖は反時計回りに潮が流れていて、この姉川から出た今の冷たい雪解け水が、結構この今津沖の深いところに流れ込んでいると僕は考えます。だから急激に全層循環が回復したみたいなところがあるのではないかなと見ていますが、その辺の認識というのはどうなのですか。 ◎三和 琵琶湖環境部技監  研究者ではないので一見解ではありますけれども、基本的にここの距離も姉川の河口からこの第一湖盆の一番深いところまでの直線距離でも多分七、八キロメートルぐらいはあるかと思います。湖流といっても今おっしゃっているように表層の潮の流れも承知しておりますが、それが一方ではその北西の季節風もありますので、それと併せてどの程度今回の全層循環に寄与したのかということは、それほど大きくないのではないかなという感じはします。むしろデータを見る限りは北西からの風の吹き込みによって北湖の北西岸ですね、今津とかマキノ辺りの浅いところで冷やされた水が潜っていったと見えます。 ◆杉本敏隆 委員  大体いろいろな理解があると思うけれど、琵琶湖の潮の流れって物すごく早く、早いときは一晩で稲荷山から今津まで流れます。そのぐらいの流れもあるし、今でも雪解け水が出ているということもあって、そういう問題も全層循環には関係していると理解はしています。 ◆木沢成人 委員  事実としてこの全層循環が2年ほどなくて今回それがまた起こったというところの部分は分かるのですけれど、先ほどからモニタリングを開始しているのが昭和54年からいうことです。それで後ろに彦根気象台の平均気温の関係も挙げていただいているけれど、その40年ぐらいの中でほかの研究機関とかのデータとかいろいろなことを突合して、全層循環が起きなかったということが気候変動の影響と明確に何か言い切れる部分滋賀県は、何か根拠というのはお持ちですか。どういう文脈で、ずっと全層循環が、起きなかったということはニュースでずっと出ていましたけれど、どういう意味合いで、県としては思っているのか、もう1回、確認したいのです。 ◎三和 琵琶湖環境部技監  気候変動との関係性というのはあくまでも推定でしかないと思いますが、いずれにしても冬の気温が暖かくなければ未完了という形にならないので、その温暖化というのが効いているというのはあるのだろうと思います。  先ほど最後にちらっと言いましたけれども、ただ単に徐々に温暖化が進んでいったのであれば全層循環は起こり続けていくことも考えられるのですね。これでいきますと、要するに2017年度は冬が非常に寒くてこの2月に入っても寒い日が続いたがために、このとき低層の一番深いところの水温が6度台とか7度前半とかそういうところまで冷やされてしまったので、次の年がやたら暖かい冬、もっと言うと夏が暑くて冬も暖かかったということで、それで回り切らなかったというか冷やし切れなかった。要するに前の年の冬が寒くて次の年が暖かいというのが一つの引き金になるので、そういう意味で気候変動というのは単純に暖かくなる一方だけではなくて、物すごく寒くなって、物すごく暑くなるみたいなものも関係してくることが考えられまして、その辺りの関係性がどう実際関与しているか。台風の影響もありますし、そのことについては十分にこれからも県だけではなくて、今、例えば国立環境研究所の琵琶湖分室でもいろいろな調査もしていただいたりシミュレーションもしたりしていただいていますので、十分に検証をしていく必要があると思っておりますし、連携している部分がありますので、解明していきたいと思います。 ◆木沢成人 委員  今年ちょっと冬が寒いという部分については、去年の夏ぐらいのときにラニーニャの現象が起きているので来年の冬は寒いでしょうという予想なんかを出しておられて、実際、こういうちょっと寒い冬になったと思う。例えばラニーニャの現象を温暖化の原因に捉えている研究者もいれば、ラニーニャ現象自体は温暖化とは別の個別の要因で説明できるという研究者もいらっしゃいます。一方でその温暖化の影響でラニーニャが起きている説でいくと、これから例えばそれが今まで起きているものの10倍以上の頻度で起きてくるみたいなそういう論文というか論証しておられる方もいるのですけれど、そうするとそういうことがどっちを選ぶか分からないみたいなところでいったら、滋賀県云々というところのレベルではないところで影響を受けるのではないですか。その中で県として、このことを出してその落ちといったらあれですけれど、琵琶湖の全層循環をどうしようというところがあるのですか。  今の県全体で言っている何か温暖化対策とかの取組の一つとして象徴的に琵琶湖がこんなことになっているので、それに対して何とかしていきましょうというその運動の一つの象徴なのか、これ前も聞きまして私、曝気のバブルの話もしてくれたけれど、それはどうなのかと聞きましたが、実際、影響が頻繁に起こってきたら、対策はどれだけお金をかけてもやらなければならないのか、その辺はどういうイメージで捉えているのですか。 ◎三和 琵琶湖環境部技監  基本的な県の考え方というのは、やはりいずれにせよ異常な気象状態、気候変動が関係しているだろうということは認識していますので、木沢委員がおっしゃったように、滋賀県だけでどうなるものではないので、これを契機に琵琶湖保全再生計画の中でも書きましたけれども、国民的資産である琵琶湖への影響が及んでいる、漁業にも影響が今後及ぶ可能性もあるので、それに関連してやはり予算であるとか、いろいろなかかる費用が必要であると、県だけでは抱え切れない部分であることを強く申し出ていきたいと思います。一方で、温暖化、気候変動の影響を非常に敏感に受ける環境であるこの淡水生態系が、なおかつ、例えば淡水ですので人がそれを飲むわけですし、農業にも利用するわけなので、そういう意味でも湖沼水質保全、湖沼を守るために気候変動対策が必要であるという文脈で、今度世界湖沼会議は1年延びましたが、国際社会といいますか、世界に向けても湖を守る意味を打ち出していきたいと考えています。  そういう意味では、象徴であることもそのとおりですし、それを基にしてしたたかに琵琶湖に係る様々な協力をいろいろなところから得られるようにしていきたいというのが今の考え方であるということです。  対策については、残念ながら今の対策は現実的ではないと思っておりますし、京都大学の先生にもいろいろ伺ったりもするのですが、例えば、琵琶湖のようなところで直接酸素を吹き込むことが低層の生態系を攪乱してしまうこともあり得るので、今回は広範囲にわたったわけですから、一部を行ったところであまり意味がないとすると、生態系への影響も含めて十分に吟味をする必要があるので、京都大学あるいは国立環境研究所琵琶湖分室なども含めて、どういったことができるのかを見据えながら、今どういう調査をしていくべきか、今しか取れないデータがあるので、この辺りをしっかりと取っていきたいのが今の考え方です。 ◆木沢成人 委員  やっぱり先ほどから言っているように気候なりの変動の影響によって本当にこのことが起きているかというその因果の部分は、もっと精緻にほかの要因というか、もしかしたらほかにも変数というものがいっぱいあるかもしれないので、そこと突き詰めていかないとまずいのかなというのが1点です。20世紀に入っていわゆる人為的な温室効果ガスの影響で温暖化が進んできているのがずっと言われているのですけれど、その地質年代で言ったら例えば近いところで10世紀とか15世紀ぐらいまでの間は平均気温が世界的に高かったのです。今ほどの高さはないと思うのですけど、そしたら例えば五、六百年前の時代に琵琶湖環境がどうであって、そのときいわゆる全体としての琵琶湖環境が気候に対してどのように適応していたとか、そういうことがもし遡っても分かるような研究ができるのであれば、そういうこともやっぱり併せてしていただかないといけないと思います。  それで、今のこの現象についてもたまたま2年間そういうのがなかったといっても、そのトレンドが本当にそういうふうになるのかというのは、これもまた10年、20年ぐらいのスパンでモニタリングしていかないと分からないわけでしょう。だから短期の部分と中長期の視点を併せて持っていただいて、公に出すときもセットで出してほしいです。そうでないと、本当にセンセーショナルな話題だけが先行して本質のところをやっぱり見誤る県民も出てくると思うので、その辺はお願いしたいです。 ◎三和 琵琶湖環境部技監  ありがとうございます。御指摘の件はごもっともでございますので、しっかりと伝えていこうと思います。  今おっしゃった中では、過去にそういう気温が高い年代があったことも、先ほど言いました京都大学生態学研究センターの先生方の中でも既に話をいただいておりまして、そういうことも踏まえると、どこまで人為的に対策する必要があるのかどうかみたいな話もいただいておりますので、十分に日本の英知を結集して過去も含めて評価はしていきたいと思いますし、あと、長期的なモニタリングの在り方についても、現状環境審議会の中でも今実は議論しています。一つは琵琶湖総合開発、先ほど昭和54年から今の体制を40年余り続けてきたと申し上げましたが、この体制をこれからも続けていくのかどうか。とりわけ国土交通省琵琶湖河川事務所、あるいは水資源機構と連携しながら今調査をしておりますけれども、ずっとやってきたのはある意味、琵琶湖総合開発事業の後のモニタリングという意味合いもあったわけです。40年たって状況も変わってきて、今まさに言っていただいたように気候変動の影響が出てくる中で長期にモニタリングが必要であるという、この水質調査の意議が出てきています。それをもう昨年の時点から見越しまして、環境審議会でも議論をいただいて、この先どういうふうに継続していくべきか。国土交通省等との連携、あるいは環境省も含めたこの調査の在り方を含めて、十分議論をしているところでございますので、幸い琵琶湖保全再生計画、あるいは法律もできた中で、国も今の文脈であればお金を出しやすい面もあるのかなという思いもありまして、しっかりと我々が言うべきことを言っていくことを今やっておりますので、応援等をよろしくお願いします。 ○山本正 委員長  本日もこの全層循環のメカニズムをしっかり説明していただいたと同時に、3年振りに確認されたことを御報告いただきました。ひとまずほっとするわけですけども、先ほどからの御説明にあったとおり、この琵琶湖そのものが世界的にも固有の本当にほかに類例を見ないものですので、この全層循環が2年続けて未完了であったということは、当然ほかに例がないわけですから、これからも正しい知識やその対策の研究についてもまたいろいろと情報なり知見なりを共有させていただきたいということに尽きると思います。  そして、議会と行政が、今後もしっかりと議論を重ねていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。そのことを当局のほうへこの委員会としてしっかりと求めておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 閉会宣告  15時12分  県政記者傍聴:京都、時事通信、共同通信  一般傍聴  :なし...